その6:「血流改善力、カシスのチカラ」

真っ白なお皿の上に、お日様のようなつやつやとした黄身。そして左手にスープ。「温まる」という字を見ていると、朝食の「目玉焼き!?」みたいなイメージがほんわかと浮かびます。とても美味しそう、そして健康的な生活のワンシーンです。でも、朝食を抜く率(朝食欠食率)は相当数いるようで、成人男性の3人に一人、成人女性の5人に一人に達しているとか(厚労省国民健康・栄養調査)。一人暮らしの20代に限れば約半数に上ります。
朝食を抜くと、カラダを維持するためのエネルギーを倹約しなければと神経が感じ取り、カラダを動かさないことでそれを乗り切ろうとする反応が自然と生まれます。たとえば、朝の通勤・通学時から電車のなかで眠りこけてしまうような「仮冬眠」状態がそう。急激なダイエットに走ると、カラダの機能はつねに熟睡状態。とくにカラダを形成しなければならない女子高生が、このような状態に陥ることはよくありません。
人間のカラダのはたらきを研究する生理学の専門家によると、朝食を取るように心掛けると交感神経(機能をアップさせる神経)と副交感神経(機能をクールダウンさせる神経)という、相反する働きの自律神経が本来のバランスを取り戻し、体温調節もしやすいということです。年がら年中、冷え性を自覚する女性の率はとても高く、成人女性の実に70%にも上りますから(シリーズ第2回を参照)、まずは朝食をとることを心がけたいものです。
もちろん、朝食にカシスジュースというのも賢い選択肢の一つ。
というのは、カシスはカラダの末梢循環を改善するアントシアニンを多く含み、冷えたカラダを温める作用があるからです。カシスは、カラダの内側から毛細血管をもみほぐし、結果、血行を改善し、カラダを温めてくれるのです。


リキュールに加工されるなど、結構おしゃれ感のあるカシス(CASSIS)。実は、フランス語。言葉の響きだけでも、なんか綺麗になりそうですね。ほかの果物と比べても、ビタミンの量はトップクラス。そして、ポリフェノールもたくさん含んでいます。














