
長時間にわたるゲームやパソコン。子どもだけに限ったことではありませんが、視聴時間に制限をかけている家庭も少なくないでしょう。ちょっと前までは、読書やテレビだったはずが、活字離れ、テレビ離れは世の風潮。生活の中心にあるメディアは変わったものの、現代人はある一点を見つめる行動を取りつづけ、眼を酷使してきました。「仮性近視」は、そんな時代を象徴するように、生まれてきた言葉です。
仮性近視は、眼球を支える毛様体筋の緊張が長時間続いたことで起こる「軽度の近視」状態を指します。基本的には、一定時間をおくと自然に回復しますが、症状が長ければ長いほど、その機会が重なれば重なるほど、回復までの間隔は広くなります。学童近視、学校近視とも呼ばれ、特に子どもにはその予防のための指導が行われています。
生活習慣病という言葉をよく耳にしますが、仮性近視もまた、生活習慣病の一種と言えるでしょう。生活指導が欠かせませんし、生活改善で予防することが可能だからです。そして「仮性」近視を放っておくと、「真性」近視になります。まさしく生活習慣病そのものの経緯をたどります。仮性近視は、もっとも早いうちから子どもに忍び寄る、生活習慣病なのです。
さて、どのように予防したらいいのか?
生活習慣の改善は何よりも大切ですが、習慣をゼロにすることはできません。であれば、その習慣行動の後に訓練で回復させることも考えましょう。具体的な仮性近視矯正の訓練の方法として、よく言われるのが、遠くと近くを交互に見て、毛細体筋に刺激を与え、ほぐすという方法です。
そして、もう一つの方法。それが、カシスです。カシスには、4種類のアントシアニン(ポリフェノール成分)が含まれています。そのなかで、もっとも優れた抗酸化力を持つのがデルフィニジン配糖体。カシスアントシアニンのうち約60%という高い比率で含まれています。このデルフィニジン配糖体がとくに、視力を改善する働きをもつことが知られています。その仕組みは、デルフィニジン配糖体が光の信号を脳に伝えるロドプシンという物質を活性化させ、目のピント調整する水晶体の柔軟な伸び縮みを助けるとともに、目の疲れを予防し、仮性近視を改善するというものです。
目のオートフォーカス機能の低下は、日常生活に不快感を強いることになります。これからも目の健康を保ちたい、あるいは大切な目のために生活習慣の改善を誓う気持ちがある人には、カシスジュースがおすすめです。
ゲームを早めに切り上げたら、カシスジュースで乾杯!もいいでしょう。(カシスジュースを飲みながら、延々とゲームを続けてはいけません。それでは本末転倒です。)
シリーズ第5回は、近くを見てから遠くを見て気づく、カシスの視力回復のチカラでした。
■注意事項
※眼病ないし視力異常と診断された方は、眼科医の指示に従い、適切な治療を受けてください。
※医療機関で行われる手技や指導、処方される薬物療法と同じ治療効果を期待するものではありません。
■参考文献
1) 総務省、東京大学ほか, コンテンツの生体への影響に関する調査・研究報告書. 平成16年3月
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