ビューティーライフ

カシスを料理に活用してみませんか。

ビューティーライフ小さくて、かわいらしい果実、カシス。
濃厚な紫色をもつことから、日本では、「クロフサスグリ」「クロスグリ」などと呼ばれていました(ちなみに、「カシス」という呼び名はフランス語です)。
日本では、カクテル以外、あまりなじみのない果物かもしれませんが、カシスのフレッシュな酸味は、料理にも活用できます。
そこで、カシスを生活にとりいれるアイデアやとっておきのレシピを紹介していきます。

第5回:秋の実りを楽しむカシス色のコンポート

秋の実りを楽しむカシス色のコンポート秋は、たくさんの果物が出回る季節。生の食感も魅力ですが、赤ワインで煮込んだりして保存食を作ったりもします。

今回は、梨をカシスジュースで煮込んでみました。生のシャリシャリという食感はもちろんですが、煮込んだ後のしっとり感もまた“お楽しみ”。カシスで煮込むと、赤ワインで煮たものとそっくりの秋らしい深く鮮やかなえんじ色に染まりました。これは赤ワインと同様、ポリフェノールの一種のアントシアニンによるものです。

さて、今回のレシピで用いたのは、「新高」という品種の、とても大きな梨です。梨は、初夏から年明けまで、品種を変えて長い間、楽しむことができます。幸水、豊水……と、寒さが増すほどに大きくなっていきます。

また、梨はたんぱく質分解酵素も持ちあわせています。すりおろしてお肉にまぶしておくと、お肉がやわらかくなります。焼肉のたれにすりおろしたものを入れても、自然の甘みが加わり、おいしさアップ。
梨の活躍の幅って、意外と広いんですよ!

続きを読む ≫

Guide Profile

ゴトウ タカコさん

九州大学農学部卒業。野菜と果物の料理教室「ベジキッチン」(福岡県)主宰。
野菜ソムリエ、フードコーディネーター、食育アドバイザーとして、新聞、雑誌にコラム、レシピなどを執筆。
「いい野菜ドットコム」http://www.110831.com
食育に関するイベントを手がけるなど、幅広く活躍中

ゴトウ タカコさん